東京都民間住宅活用モデル事業

先日、新聞にも掲載されましたが、東京都が空き家の活用のモデルケースとして

昨年度も行われた「東京都民間住宅活用モデル事業」について概要を発表しました

20f4c6e32a899240acb6f5d8829c52ed 東京都民間住宅活用モデル事業

「東京都民間住宅活用モデル事業(空き家活用モデル事業)」事業者募集要項の策定について(東京都website)

http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2013/05/22n5u100.htm

(1)国補助併用型
国の「民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業」(以下「国事業」という。)の補助を受けて改修工事を実施する空き家のうち、以下の目的に活用するもの

  • 木造住宅密集地域内の従前居住者の移転先
  • 高齢者等住宅確保要配慮者の共同居住(グループリビング)用
  • 多世代同居・子育て世帯向け用(戸建て住宅)

 ※改修後の家賃上限額:111,000円

(2)都独自補助型
(1)以外で、空き家を以下の目的に活用するもの

  • 多世代同居・子育て世帯向け用(戸建て住宅)
  • セルフリノベーション用

 ※改修後の家賃上限額:178,000円

「東京都民間住宅活用モデル事業(空き家活用モデル事業)」事業者募集要項の策定について(東京都website)

 

長期間の空き家の対策としてのみならず、都市不燃化と福祉的な側面からの施策ですね。

不動産投資をしている方にとっては大きな感心事であり、自分の物件が適用するかどうか?についてはご質問を受けましたが

流石に一応に適用されることはないので、残念に思った方も多いと思います

 

補助金ですから、内容も問われ、バリアフリーだの幾つかの項目がありますが

上限家賃があるものの、活用できるプロジェクトもあるかと思います。

可能性としては、1.戸建改修 2.セルフリノベーションがありますが、

1.戸建改修については、面積50m2以上、多世代同居・子育て世帯向けであること

2.セルフリノベーション、入居者によるリノベーション(面積条件なし)

それぞれ細かな条件はありますが、「2.セルフリノベーション」については非常に魅力的な施策ですね。

想定されるのは、築古の賃貸のリノベーションとなりますが、セルフリノベーションでは、耐震性が問題ないことが前提となるようです。

補助金は補助対象費用の1/3、限度は100万円[耐震改修の場合110万円]まで

仮に300万円の工事費であれば、3割の90万円が補助され、210万円が自己負担

リフォームローンが組めればいいが、所有でないものに210万円の投資は少々ハードルは高い。

可能性があるとすれば、実勢15万円のところを10万円で借りて、300万円(内補助金90万円)でリノベーション

差額5万円/月で年間60万円、3年半で回収。最低でも5年以上は住むことは前提でしょう。

 

でもやはり、建物所有者の資産に投資することになるので、意識的なハードルは高い。

考えられるのは、リノベーションの対象自体を出来る限り動産化する。

例えば家具ユニットとかの活用等々、細かなところは問題がないか、確認する必要はありますが

方法は何らか見つけられるでしょう。

 

ただこの補助事業も審査があり、予算枠もあるでしょうから、早めのスタートが望ましいですね。

※2013年6月現在の情報ですので、検討時はご確認下さい。

 


コメントを残す